佐世保の小六女児事件

 教育実習にいく矢先というのもあり、やはり考えさせられるものはあります。インターネットが関わってるということで人間関係の希薄さ見たいなものがクローズアップされがちだが、ネットとはリアルに比べて表面的な言葉が文字として残っちゃうので傷つきやすい、当然ながら「そういうもん」で、そこから逆にリアルな人間関係が一気に深まる事ってのは確かにあると思っています。つか高校時代に経験したってのもありまして。ネット初めて(当時まだ珍しかった)調子乗ってるウチに友人とマジ気まずくなったり。でもそういう奴に限って今でも関係続いてたりするわけですが。だから本来彼女らがここでやっていた「喧嘩」は「希薄な関係性」を「太い」ものにするという、重大な意味を持っていたはずだと思います。本当に、本当にほんの少しのズレなんだったと思う。っていうかネットなんてのもあくまで一例で、ちょっとした言動からのすれ違い→喧嘩→仲直り(破滅の場合もあるが)なんてのはこの年齢の子らは日常茶飯事のはずで。その「ズレ」はやはり重要視され、考えて考え尽くされるべきだとは思うけど、何が悪いとも言い切れない、難しい事件だなあと思います。

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