ホホンガホン

 一昨日の金曜にSINGLESで古書ブックフェアに出店しているという古本屋さん数名と知り合いまして、土曜丁度明いてたので覗いてきました。駅のすぐそばだと聞いていたのに、京阪天満橋とJR天満を間違ってなかなかみつからなかった罠。自転車で行ってて良かったなあ。
 古書ブックフェアは噂通りかなり大きな規模で、色んな古本屋さんが色んな本を出してるもんだから探すの凄い大変。丁度卒論用の本が欲しかったのと、鞄盗られた時無くした辞書も書いたかったので、安くそこそこのものを取りそろえる事ができました。っていうかジーニアスの最新版が2000円は安すぎる。良いのかこれと思いながらも嬉々として購入しました。基本古本屋を見るのは好きなんでとても楽しかったんですが、古本屋見てると安いから全然予定外のもんも勝手しまったりしまいそうになるのが難点というか。マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」絶版単行本全巻セットが2000円で素で買おうと思いつつも絶対よまねえ(そして予算足りない)とおもったので何とか思い踏みとどまり。そうでなくても卒論と関係ない小説何個か買っちゃったし。でも100円で一冊買えるのって良いよなあ…。
 ある程度資料や小説は見終えて後半はずーっと前から欲しかったサルトルの「嘔吐」を探してたのだけど見つからず。それだけ不完全燃焼だったので結局バイト先に行って買いました。つか、今日買った7冊とこれ一冊ほぼ同値段なんですが… 余計に悔しくなってしまった。漫画も購入。団地ともお二巻王様の仕立て屋三巻鬼頭莫宏の短編集ちょこッとSister二巻団地ともお面白れー連載で読んでると単行本で読み流しちゃうタイプの作品と改めて読んで面白いってのと二種類あるけど、ともおは完全に後者だなあ。こないだでた江豆町も滅茶苦茶良かったですよ。それどころか個人的に小田作品最高傑作かも。鬼頭莫宏のんは「パパの歌」よみたさだけに買いました。ヤンマガで読んで泣きそうになった覚えがあるこの作品。やっぱ好き。後二冊も順調。竹内桜はやっぱ面白いですよ? それと王様の仕立屋は、コミック担当氏に聴いてびっくり、売れてるらしい。何で売れてるのかわからん、と言ってたので一応昔ジャンプで書いてましたよ、とは言ったけどあれが原因で売れてるとはとても思えない。こういうノリが好きな世代が丁度スーパージャンプ読んでるって事かあ。若い者にはあまり受けなさそうだよねえ。


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