ムーンライダーズ@心斎橋Club Quatro

　二年ぶり、二回目のムーンライダーズ。これがまた、すんばらしかった。前回のアコ気味のライブとは大違い。あんたらギターロックバンドだっけ？　と思わせるほどの、大熱演。や、ギターロックバンドといっても別に間違いではないんだけど。そんなバンド、ムーンライダーズ。
　開始からしばらくは東京ゴッドファーザーズのサントラ中心で、サントラ聴いてねえや、これしくったか？　とぼーっと聴いていた。第九のライダーズアレンジは結構好み。歌詞が原曲正反対だな。それがまた良い。第九が終わった後MC。「今日は東京ゴッドファーザーズのサントラ中心で。ムーンライダーズの曲はやりません」えー。と思った瞬間始まったのが「スイマー！」　ぎょぎょぎょ。続いてジェラシー。げげげ。これがすげえ。爆音ギターかきならし。ストラップをだるだるにして（まるで長けりゃ格好良いと思っているパンク小僧のようだ）慶一さん、すげえ笑顔。狙ってやっとんな。良明さんは音叉とかギターのネックとかをつぎはぎした変な楽器も良いけど、ギター持つとやっぱ滅茶苦茶いい。良明ギャルがいるのも納得。ほんま格好良い。その他、ギターロックのまま「無防備都市」、スローコア気味にギター中心の「月夜のドライブ」、会場全体を巻き込んでのコールアンドリスポンスで「トンピクレンっ子」、「BEATITUDE」。最近では一番好きな曲である「BAWN BAWN PHENOMENON」やってくれたのも嬉しかったなあ。二年前は岡田さん来れなかったもんな。そんなで、最後まで本当に熱演。セットリストもベストみたいな選曲で言う事無し。アンコールは「スカンピン」？　と思ったけど後で聴いたら「煙草路地」。そして「月夜のドライブ」。山本浩美さんの曲、二曲らしい。なるほど。
　その後オフ会に参加。流石に絆の強いライダーズファン。30人近く集まってた。ありえん……。この人数をまとめてたたまたさん、マジすげえ。ちょいちょい周りの人と話していると、18歳女子が居て腰が抜ける。ライダーズファンで年下、初めてみたよ！　そしてその子の隣にはお母様が。なんと親子でファン！　すげえ！　なんと羨ましい家族なのか。この年代の女の子でライダーズのライブ見に来る子とか、普段何聴いてるのかなあと質問してみました（←すでにオヤジ思考）。BUCK-TICK、LINKIN、RADIOHEAD……ふ、普通の年頃だ。ここでライダーズに行くか。なんか色々感動した。青山陽一とかも通じました。「青山さん、良いですよねー。」何か普通に信じられん（←いやもっと自分の好きなミュージシャンを信用しろと）。そんなで周りの人にSINGLES宣伝しときましたよ。そういうのいっぱいかけるんでと。したら、何か「15日は青山陽一ナイトらしい」との噂が。え……いや、確かにタイトル、青山さんからとってますが。実はこれ、そのまんま「新しいマスターが一緒に入りますよ」って意味なんだよね……いや、勿論かけますがね。青山陽一。そういやこれ、僕史上最低売上を記録した青山陽一ナイトと同じタイトルなんだなー。知ってる人は気になっても仕方ないか。
　そんなで二時頃までカラオケやって解散。ライダーズを全員で歌えるカラオケは流石に初めて。満喫致しました。慶一さんMCでは「一年に一回はツアーしようと思うんで」とか言ってたけど、本当に来てくれるかなー。来て欲しいなあ。

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