Belle & Sebastian"The Boy with the Arab Strap"

 たまにめっちゃ聴きたくなったりするのですな。べるせば。特にこの盤は初めて聴いたべるせばで(SINGLESで、初めてt&sタカハシさんに会った日である。その時聞かせてもらった。ライブの帰りaoecさんら三人で寄ったら、たまたま彼が平さんとマスターをしていた。個人的にとても印象深い日。)、色々思い出深い一枚。そういやあれからまだちゃんと聴いたことなかったんだよな、って事で借りてきた。改めて聴くと、あれこんな地味だったかなーとか思ったり。"TigerMilk"を先に聞いたせいかなやはり。逆にまったり度では"If you feel sinister"のが気持ち良い気がする。(この二枚しかまだ聴いてないので、他のがどうかはわからんのだけど) まあベルセバぽいっていえばぽいのか? って聞き流してたら、かなり緩急のある、アルバムとしてとても曲のつながりが考えられてるなあなんて思うようになってきた。"TigerMilk"はアルバムとしてはとっちらかった感はあったし、"If you feel sinister"は逆にまったりしたままって感じだったので。アルバム一枚聴くのが全然苦にならないアルバムあだなあ。ベルセバって言えば生音みたいなとこありますが、ここらへん聞いてるとどうしてもそういう印象はもてませんな。エレキやシンセの音も普通に出てくるし。そういうところで気に入ったってのもあるんで。それにやっぱ、声だよなー。フラットなようで、どんな演奏にも合わし切ってるこのステュワート氏の。聴き進めてるうちになんだか自分で納得してしまった。自分がある程度の執着をべるせばに示してるところに。
 そういえば昔こんなことやったこともあります。痛い思い出もアリ。そういやこのAA全然みなくなったな。どうなったんあろう。

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