昨日買った漫画

 木村紺神戸在住(5)」ISBN:4063211487
 犬上すくね「未来の恋人たち(改訂版)」ISBN:4886537685
 「神戸在住」これももう五巻か……。劇中で主人公が三回生になっててちょっとほっとする。まだギリギリ。追い抜いてない。(年上にはなってしまったが) この作品も長いよなあ。最近本誌で急展開があったせいかネタ的に大丈夫なんですかとか思ったけど、こうやってまとめてゆっくり読むとそんな心配吹き飛びます。どうでもいいや、素で面白い。震災の話があった方がそりゃ読み応えはあるのだけど、それだけじゃないっすわやっぱり。特に東京の友達編はかなり楽しめた。最近身体障害ネタ多くてあんまりやるとなあとか思ってたけど、この回は好きだなあ。カバー裏漫画も絶好調。予想以上に楽しんだ。ただ。繰り返し言いますが、服部を豊中といわんでください。大分違います。そりゃ、神戸線乗ってる人の感覚からしたら、宝塚線の服部−豊中間なんて一瞬かもしれんが……街そのものが、別物だよ。そりゃ、豊中市服部だけどさ……。
 「未来の恋人たち」は改訂版、漫画で改訂版って珍しい気がするなあ。新装ならまだしも。大都社ってあんまり重版しなさそうだし、どうせなら改訂にしてしまえって事なんかな、ようわからんけど。改訂って事だしどれだけ変わってるのかと思ったら、「ボールペン」全編書き直しだって。最後に奥付みるまで気づかなかった……。久しぶりに読んだけど、やっぱり多少今と違う感じの作品が多くて、なんというか素直に楽しめる作品が多い点で逆に新鮮。氏の最近の作品は「こう来たか!」みたいな巧みさに感心、感動する話が多いんだけど。ここらへんの作品って割とストレートだよなー。特に思ったのは「Twincle」、読んでる時は読み応えあって何も考えず面白い、でも犬上作品で「普通に面白い」って珍しくないか、とか本を閉じてからふと。
 そういや、神戸在住の主人公はまだ同級ですんでるが恋ディスのメンバーはすでに追い越しているのだった。うむむむむ。読み始めた頃は、大学二回なんて遙か未来に思えたもんだがなあ。年取ったもんだ。


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