はてなダイアリーで選ぶミュージックアワード2003
今年も音楽サイトがこぞって年間ベストを選び出す時期ですか。っていうか遅いか。ウチは音楽サイトというほどじゃないんですが、一応毎年ベストを書いています。でも今年は例年に比べて聴いた音楽がかなり多いのでかなり選ぶのも楽しみな感じ。ということでそれの予選段階みたいな感じで、この形をお借りして思いつくものを書いてみます。
- 邦楽アルバム部門（2003年モノ）
・カーネーション "LIVING/LOVING"
外せんわなあ。カーネーション復活のフルアルバム。ロックとポップが綺麗に融合した音作りは三人であろうと完全にカーネーション。でもこのメンバーじゃもっともっと出来るでしょう。まだまだ期待。
・空気公団 "こども"
今年前半はかなり聴いた。めっちゃ好き。オルガンの人抜けるんだよなあ。残念…。
・TOMOVSKY"GO"
なんだかんだで良く聴いたな。というか、聴く曲と聴かない曲の差がありますぎ。五曲くらいでコンパクトにまとまってたら、ベスト行ったかもしれない。
・Cymbals "Love You"
友人との会話で「シンバルズのアルバムの経歴を女の子の成長に例えてみる」なんて事言って遊んでた事がありまして、"Love You"で大人の女性になっちゃったよねえ。なんて言ってたら土岐麻子はいつのまにやら結婚してたし結局格好いまま終わってしまったシンバルズ。個人的にはお婆さんになるまで聴いてみたかったです。
・The ピーズ "The ピーズ"
これも前半期は聴きまくった。ハルさんマジすげえ。ピーズ体験も、実は今年からなのだ。以前からベストは聴いてたけど、本気で良さを確認したのは今年からというSFUと同じパターン。ライブ行きたかった……
・SOUL FLOWER UNION "シャローム・サラーム"
これがソウルフラワー原体験な僕はかなり特殊な部類だと思う。でもこれはホンマに好き。間のライブ部分で、SFUファンの気持ちがちょっとわかった。ホンマに格好良いな。
・SKETCH SHOW"LOOPHOLE"
これも良く聴いたなあ。涼しげで居て軽快に調子が変わっていく、退屈でない、あざとくない、聞き飽きない。今年度和製エレクトロニカでは圧倒的な出来かなと。
・鈴木博文 "bonyari bonyari"
初めてライダーズメンバーのソロを聴いたけど、これは本気で良かったな。やっぱ声良い。淡々としてるって印象しかないけど、ソロで聴くと何やら迫り来るもを感じる。曲の方はまアクが無くて、これも何遍でも聴けるタイプ。前期のソロ作品はもっと良いんだって。どんなんやろ。
・Baffalo Daughter "Chychic"
まだまだ行けるもんだと感心する。この人達の引き出しは想像以上に広いんだなあ。エレクトロミニマルポップというか。ハウスぽいこともやりつつとても楽しい。
・岡村と卓球 "The Album"
アルバムで初めて聴いたけど、もう笑うしかない。最高。岡村ちゃん歌わなくて良いよ。最後の２トラックいらないわ。変に歌うよりあえでた方が卓球の音には合うんだな。凄いインパクト。
- 洋楽アルバム部門
・MANITOBA "Up In Flames"
今年は何はなくともこれ。2003年はこの盤に巡り会うための年だと言い切っても良い。21歳だったミゾブチが「好きな音楽」の集大成がここにあります。
・THE SEA AND CAKE "one bedroom"
"GLASS"と迷うとこだけど、何と言ってもやはりデビッドボウイのカバーが凄すぎるので。一曲聴いただけでのインパクト、ハマリ具合と言ったら確実に今年最高の曲でした。
・V.A "TARPOP2"
マツオさんのレーベル第二弾だけど、マツオさんを知らんと巡り会った方が良かったんではと思うくらい。本当に良い曲ばかり。最近ジーパンのCMにも使われてたり、やたら話題になっております。
・THE ALMINUM GROUP "MORE HAPPYNESS"
最後の最後に良い盤に会えました。"HAPPYNESS"も好きだったけど、比較的リズム重視になった今作はインパクト十分。でもコレ聴いた後に"HAPPYNESS"聴いたら何故か前作の方が好きになった。その後今作を聴いて無限ループ。"HAPPYNESS"は三部作らしいけど、最後のが楽しみだなあ。
- 2003年外
・Sigur Ros "()"
・Mum "Finaly we are no one"
・スパナ "010421"
バイトの時間なので後は帰ってからで。
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