ブチ切れ

 新歓上映会。僕らも三回生なので前線を離れ、二回生の統括、っていうかただの見張り役であります。しかし……確かに僕らも結構好き勝手やったさ。こんなひどい上映会みたことないとか前代未聞とか中学生の文化祭以下とまで言われたさ。しかしそれでも、僕らは上映会が好きだったし、それなりにサボるにも意味を持ってたつもり、なんだけど。それがまあ、一年下の輩と意識が違うというのは去年と同じなんだが、去年は「部としての伝統を守ろう」とする三回生と「好きに映画撮りたい」二回生の意識の差、今年は「映画撮って上映会くらいはちゃんとやりたい三回生」と「サークル気分で集まっている二回生」という結構致命的な差である気がする。こんなことここで書いても仕方ないんだが、さすがに疲れたので。去年の三回もこんな気分だったのかなあと思いながら、でもやっぱりさ、ちゃんと映画撮ってる人のこと考えればそれなりの形で上映会やろうと思わないか。自主製作映画なんかこういう場でしか他人に観てもらえる時ないのに。その意識の上で必要なこと、無駄なこと考えるならともかく、最初から全否定で入られると本当にしんどいよ。


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